2014年4月27日スタートの
日曜劇場「ルーズヴェルト・ゲーム」
もうすぐ始まりますね!
原作者は「半沢直樹」シリーズを書いた池井戸潤さんということで
とてもワクワクしています。
「やられたらやり返す」ではなく、
今回のドラマは「取られたら取り返す」がキーワードみたいですよ(笑)
しかも、ドラマの制作チームは半沢直樹を作り上げてきた方々のようなので
ドラマの構成がどのようになっていくのかも気になります。
せっかく原作を読んだので、
評判や感想を含めてネタばらししちゃいたいと思います(笑)
まず、第一話のあらすじから紹介しますね。
ちなみに、私は半沢直樹の第一話を見たときに、
緊迫感は伝わるけれど内容が難しいと思って
途中見るのをやめてしまい、
面白いと話題になってからまた見直しました(笑)
よく話を聞いていけばわかるんですが
「金融」とかいう言葉の先入観で難しく感じてしまったのです…。
そんな方もいらっしゃるかと思うので
なるべく噛み砕いて書いていきたいなと思います。
ルーズヴェルト・ゲームのあらすじとキャスト!
東京郊外にある年商500億円ほどの中堅精密機器メーカー・青島製作所。
ドラマの舞台はここです。
社長・細川充(唐沢寿明)が社長に就任して間もなく、
世間では金融不況の影響による景気悪化の波が押し寄せていました。
重要な取引先の一社から10億円以上の損失になる厳しい値下げ要求があり、
要求を呑まなければライバル社であるイツワ電器に乗り換えられると言われ
定例の役員会では役員たちの怒号の声が。
メインバンクからは融資のストップまで示唆され、対応に悩む経営陣。
話し合いのさなか、専務の笹井小太郎(江口洋介)に意見を求められた細川は
「野球部を廃部にする!」と言い出します。
ここ青島製作所には、野球部があるのですが
その維持費は年間3億円。
かつては社会人野球部の名門として名を馳せていましたが
景気悪化とともに野球部も衰退し、
今では会社のお荷物扱いにまで成り下がっていたのです。
経営者としてもっともな判断であると
一部の役員たちからは野球部廃部を支持する声が上がりましたが
廃部にするためには、野球をこよなく愛する創業者で
現在は会長となっている青島毅(山﨑努)を説得しなければなりませんでした。
細川は野球部廃部の意向を伝えるために青島のもとを訪ねます。
そのとき、青島はこう言うのです。
「一つだけ言っておく。会社の数字には、ヒトの数字とモノの数字がある。仕入れ単価を抑えるといったモノの数字ならいくら減らしてもかまわん。だが、解雇を伴うヒトの数字を減らすなら、経営者としてのイズムがいる。お前にはそれがあるか?」
“経営者としてイズム”……。
そのときの細川にはそんなものはありませんでした。
一瞬返答詰まったものの、細川はこう強く宣言します。
「どんな手段を使っても、必ず青島製作所を守ってみせます。あえて言うならそれが私のイズムです。」
しかし、そんな細川に今度は別の大手取引会社から
青島製作所にとって損失が年間70億円にもなりかねない
厳しい生産調整の要求が舞い込んでくるのでした…。
ルーズヴェルト・ゲームの見どころは?
予告を見ている方はもうおわかりかもしれませんが
簡単に言うと逆転のゲームです。
ですからいかに逆転していくか、そこがこのドラマの魅力です。
アメリカのセオドア・ルーズヴェルト大統領が
「野球で一番おもしろいのは8-7の試合だ」と発言していることから
ルーズヴェルト・ゲームと言われているのですが、
この作品も8-7で逆転するまでのドラマが描かれています。
細川社長とそれを支える青島製作所としてのルーズヴェルト・ゲーム。
青島製作所野球部のルーズヴェルト・ゲーム。
2つの視点から青島製作所という会社がどのようにして
困難を乗り越えていくのかというドラマになっているでしょう。
このドラマは逆転のゲームとあるように
ゴールははっきりとしています。
しかし、ゴールにたどり着くまでの過程を
見ている人が惹き込まれるように組み立てているのでしょう。
原作は確かに読んでいて面白かったですが、
話がシンプルで先読みしやすいので
推理小説やミステリー小説などのように
どうなるか予測不可能で早く続きが知りたい!と思うほどではありませんでした。
まだドラマが始まる前にいろいろ話題になっているので
初めて見た人が思ったよりつまらなかった、なんてならないように
ちょっと評価を下げておきますね(笑)
ですが、このドラマは見ていくうちに
どんどん面白くなっていくととても期待しています!
苦境に立たされた人間が諦めずに努力していく姿、
周りの人々との関わりから学び成長していく姿、
社員をヒトとして見るのか、それともコマとして見るのか、
企業のあり方について考えさせられる話ではないかと思います。
ここはドラマ制作チームの腕の見せどころであり、
半沢直樹の制作チームということで期待ができるのではないでしょうか。
もっと詳しく知りたいという方はコチラの記事もどうぞ↓
こいつ、暇人だな…というくらい結構マジメにまとめています(笑)
ルーズヴェルト・ゲーム第一話を見てない人へ!わかりやすいまとめ
結末まで知りたいという欲張りさんはコチラの記事もどうぞ↓
ルーズヴェルト・ゲーム最終回の結末をネタバレ!原作との違いは?
ドラマでは原作であまり出てこない
女性陣の活躍も見どころのひとつかと思います。
どのようになっているのか楽しみにしながら
また情報を追記していきたいと思います☆