吉岡徳仁デザインの時計の評判は?年収や妻についても調べてみた!

2014年5月9日(金)24:00~の未来シアターに
デザイナーの吉岡徳仁さんの話題が取り上げられていました。

世界最大規模のインテリア国際見本市であるミラノサローネ
家具のトレンドがここで決まるといわれるその場所で新作の
「Agravic」を披露しました。

約4mの大理石を1本の柱でバランスを取り
まるで宇宙空間の中で、
重力から解放された巨大な石が、空中に浮遊しているかのような作品。

吉岡徳仁 宇宙のテーブル

遠くから見ると、本当に浮かんでいるように見えます。

吉岡さんといえば、素材に魔法をかけるデザイナーと言われ
世界的に注目されている方です。

吉岡徳仁さんについて詳しく調べてみました。

スポンサードリンク

吉岡徳仁 画像

プロフィール
名前:吉岡徳仁(よしおかとくじん)
生年月日:1967年1月20日
出身地:佐賀県

 

吉岡徳仁ってどんな人?

幼いころから絵が大好きだったという吉岡さん。

父に連れられて行ったダ・ヴィンチの展覧会で
誰も見たことのない世界にとても憧れたのだそう。

小学校2年生のときには既に、デザイナーになることを決めていたそうです。

普通だったら画家を目指しそうなところですが、
公務員の父親から「デザイナーという職業があるよ」と教えてもらい
「ドアノブとか車とか、いろんな形を考えたりもできるんだよ」という言葉に
デザイナーになると決心したのだそう。

そして高校卒業後18歳で上京し、専門学校で造形美術を習います。

憧れのデザイナーが工業空間デザイナーの倉俣史朗さん
アクリルなどの新しい素材を使った家具や内装で国際的に高い評価を得ていた方です。

倉俣史朗 デザイン

そんな倉俣さんを目標としながら、
21歳のときにファッションデザイナーの巨匠である三宅一生さんの事務所に就職します。

三宅一生 画像

ウィンドウの飾り付けなどを担当しながらデザインの腕を磨いてた吉岡さんは
その5年後、フリーランスとして活動を始めます。

液晶ディスプレイや光ファイバーなど最先端の技術を使い
これまでにないテーブルや椅子を作った吉岡さん。

ですが、評価してくれるのは一部の業界関係者のみで
自分の作品が評価されないことに当時はとてももやもやしていたそうです。

 

転機が訪れたのは31歳のとき。

パリで行われる三宅さんの展覧会での空間デザインを一任された吉岡さんは
伸縮性に優れた服のデザインのよさを斬新な形で表現し、
世界中から注目を集めました。

2000年には東京の代官山に事務所を設立し、
その後数々の作品のデザインを手がけ高い評価を得ています。

2007年にはニューズウィーク日本版の誌上で
「世界が尊敬する日本人100人」の1人に選ばれるほどの実力の持ち主です。

 

吉岡徳仁のデザインとは

吉岡さんの肩書きは、「工業・空間デザイナー」
工業製品に限らず、ショールームや店舗などの空間デザインも手がけています。

吉岡徳仁 作品

仕事の半数近くが海外からくるそうです。

国際的なデザイナーは欧米を拠点に活動するそうですが、
吉岡さんは日本を拠点としながらも海外からの仕事が舞い込んできます。

それは、吉岡さんの発想の斬新さ
これまでにないものを生み出す姿勢が高く評価されているからです。

吉岡さんは未来の「定番」をつくるという信念のもとにデザインしています。
自分のデザインが「未来の普通」になることをイメージしているのです。

デザインの核となるアイディアを探しは日課となっていて
完成する瞬間までずっとアイディアを出していくそうです。

自然の中で見つける偶然の美しさをいかに形にするか。

デザインが完成する前にたくさんのアイディアをストックしておけば
依頼がきたときに「あの素材がいいな」と発想が膨らむからなのだとか。

吉岡徳仁 作品

Honey-pop(2001)

工場では捨てられるようなものでも素材として使っていて
ビニールの切れ端や割れたガラスの破片など、
誰も思いつかないようなところからデザインが完成します。

大切なのは「形でなく気持ちをデザインする」こと。
「デザインの根本は使う人の気持ちであること」を意識しているそうです。

また、迷ったり悩んだりすることがあれば
「子どもでも楽しめるものを作れ」という三宅一生さんの教えを思い出すのだそう。

吉岡徳仁 作品

 

PANE chair(2006)

そして、「良いデザインには必ず小さい手形がついている」そうです。
ウィンドウガラスの外から手を当てて中を覗きたくなるような
子どもたちが興味あるものが良いデザイン。

前例がないものを作るということは
周りにどう思われるかわからないので自信は持てないけれど、
そんな中でずっと提案をしていくのが自分の仕事であると吉岡さんは考えています。

どうしたら未来の定番ができるか、次の時代を切り開くきっかけを作りたい。

自分で限界を決めずに最後までもがき、努力すること忘れない吉岡さんの生き様は
とてもカッコイイと思いました。

 

吉岡徳仁デザインの時計の評判は?

吉岡さんのデザインの中で最も身近に感じられるもの、
それは時計ではないかと思います。

独特のスタイリッシュなデザインは数多くのファンを作っているようです。

スワロフスキーのスペシャルモデル「Lake of Shimmer-AVANT Time Nº 3 」

これは、12の面にカットされたクリスタルで時を刻む時計です。

吉岡徳仁 時計

クリスタルとステンレスでまたちがった輝きを放ち、
組み合わされることで詩的な雰囲気を醸し出しています。

 

ISSEY MIYAKEプロデュースの「TO」(ティーオー)

これまでの腕時計の概念をくつがえし、
ムダな装飾を一切排して、まるで金属の固まりだけを腕に付けるようです。

吉岡徳仁 時計

長針も短針も存在せず、文字盤も無いけれども、
目を近づけてじっくり眺めてみると、3重の円。
中央から2つの円はゆっくりと回転して、そこに刻まれた目盛りで時間を刻んでゆきます。
長針と短針がないのに、今の時間をはっきりと明確に知ることができる時計です。

 

ISSEY MIYAKEプロデュースの「O」(オー)

「O」はフランス語で水を意味する(EAU、オー)。

吉岡徳仁 時計

吉岡さんが得意とする透明な素材を使用しており、
まるで水から切り取られ、刻まれる時のみが腕の中に存在しているかのようです。

 

口コミや評判を調べてみました。

・「O」は透明なデザインがとてもよく、夏に使用すると涼し気な印象。
・初めて時計に一目惚れした。吉岡徳仁さんのデザインが好き!
・かなりシンプルだが文字盤に刻みが入っていて思っていたより時間は読み取りやすい。
・ゴツい印象だが女性でも付けられる。バンクル型の時計はサイズに注意。
・時計というよりアクセサリー感覚。
・スワロフスキーの時計は家に飾りたい。

デザインについての意見がとても多く、
皆さん意外と時計としての機能は重視していなかったようです(笑)
ですが、思ったよりも時間が読み取れて驚いたなどの意見もありました。

スワロフスキーは別として、「O」は17,000円くらいでわりと金額も安めなので
ファッションに合わせて、上質なオシャレができそうな時計ですね。

 

吉岡徳仁の年収と妻について

吉岡徳仁 作品

 

The Invisibles(2010)

ここまで数多くの作品を手がけ
世界的に活躍されている吉岡さん。

調べていて、年収やご家族のことについて気になりました。

ご結婚はされていないのかな~と思ったのですが
あまりに情報がないため独身ではないかと思われます。

以前、美人妻がいたとか別れたとかいう
信ぴょう性もわからない噂はあるようですが
多忙な印象もありますし、日々仕事に打ち込んでいらっしゃるんでしょうね。

 

また、気になる年収について。

年収シェアなどで一般的なデザイナーの仕事を調べてみると、
インテリアや空間デザインでは300万円~400万円という方が多いようです。
工業デザイナーになると20代の若手は除いて
ある程度経験と実力があると平均して600万円~1,000万円を超える方もいらっしゃるようですね。

吉岡さんの場合は無論、「一般的」には当てはまらないほどの活躍ぶりです。
デザイン事務所の会社概要や売上高について詳しく表記がなかったので詳しくわかりませんが、
億単位で稼いでいらっしゃるでしょうね。

吉岡徳仁 作品

年収について気になったとはいうものの、
ここまで周りを魅了するデザインには値段をつけることができないという方も多くいらっしゃるはずです。
これからも世の中に新しい風を吹き込んでいってほしいと思いました。

今後の活躍を楽しみにしています。