信長協奏曲(コンツェルト)
略して「信コン」が
アニメ化・ドラマ化・映画化
ときましたね!!
フジテレビ開局55周年プロジェクト
として採用された漫画ですが
内容を知らない方も多いはず。
最近は漫画をあまり読まなくなった私も、
父親に「面白いから読んでみて」
と勧められて「信長協奏曲」だけは
読んでいたのです(笑)
そのうち実写化するかなぁ
なんて話を父親としていたら、
まさかのそんなことになったので
ビックリしました(*_*;
漫画を知らない方に
わかりやすいように情報を
まとめてみたいと思います☆
タイトル:信長協奏曲(のぶながコンツェルト)
作者:石井あゆみ
出版社:小学館
掲載誌:ゲッサン(月刊少年サンデー)
発売期間:2009年-連載中
第57回小学館漫画賞少年向け部門を受賞し、
「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」
で7位の作品です。
個人的に漫画の絵が好きでなかったので
(↑失礼なこと言ってすみません)
最初は読む気にならなかったのですが、
父親に「ぜひ読んで!」と勧められて
読んでみたらハマってしまいました(笑)
今までの信長ストーリーとは違って、
一風変わった、笑わずにはいられない
歴史漫画だと思います。
もくじ
信長協奏曲のあらすじとネタバレ
主人公のサブローは、
勉強嫌いの高校一年生。
歴史の授業で
「本能寺の変を引き起こした人は誰か」
という先生の問いに「あいださん…?」
と答えてしまうほどのおバカさんです。
堅苦しいことが嫌いで、
興味のないことには一切関心なし。
長所といえば運動神経がいいことと、
楽天的な感性の持ち主であることくらい?
過去の歴史なんて自分の人生に関係ないし…
そう思っていたサブローが突然
戦国時代にタイムスリップしてしまいます。
二人の信長って?
そこで一番最初に出会ったのが織田信長。
なんとその信長、この漫画では
病弱という設定になっています。
そして驚くことに、
サブローと信長は顔がうりふたつなのです。
織田家を背負うには荷が重すぎると
城を抜けだして来た信長。
そこで出会った自分そっくりのサブロー。
とっさに信長は、
自分の身代わりになってくれと
サブローに言い残しその場を去ります。
サブローはわけもわからないまま、
追いかけてきた家臣に
城へ連れ戻されるのですが、
病弱であること意外は非の打ち所がない
真面目で聡明な信長が
サブローが身代わりになったことで
謎の召し物(高校の制服)に
妙な言葉遣い(現代語)、行儀の悪さに
おてんばで予測のつかない行動…
全く人が変わったようだ、
頭がおかしくなった、
と言われるようになるのです。
そんな中、信長の弟である織田信行が
信長の評価が下がったのをいいことに
家督を継ぐために信長を始末しようと考えます。
信長の妻、帰蝶とのでえとが面白い
城の中で妻である帰蝶と出会ったサブローは
思わず「誰?」と聞いてしまいます。
(初対面なので…(笑))
「夫に愛されぬ妻なんか…」と
悲観する帰蝶の姿を見て
夫婦仲が良くないのかなぁ…
と考えたサブロー。
そこで、「よし、デートしよう!」と
帰蝶を城の外へ連れ出すのです。
嫁入りしてから初めて
城の外に出た帰蝶は大喜び。
信長協奏曲では、
帰蝶とのでえと中のやりとりも見どころです。
信長の近習、池田恒興(いけだつねおき)について
近習(きんじゅう)とは、
主君の側近にあって奉仕する役で
「きんじゅ」とよく読まれます。
恒興は信長の変貌ぶりを
一番間近で見てきたわけので
そのイライラが爆発してしまいます。
信長の弟である信行にそそのかされ、
信長が城を出た際に、
暗殺しようと企てるのです。
「うつけな主君などいらぬ!」と
サブローに斬りかかる恒興ですが
サブローの言葉を聞いてその手は止まりました。
「お前、自分が何しようとしてるのかわかってんのか?
信長を殺したら、今まで習ってきた歴史が変わっちゃうんだぞ。
だから、こんなとこで殺されちゃいけないんだ。
信長は、天下を取る男だぞ。」
「天下」
この言葉が当時の人間にとって
どんなに偉大な言葉であるかはおわかりでしょう。
恒興はサブローに深く謝り、
信長に一生ついていくことを決断するのでした。
弟の織田信行の企みとは
信長のうつけ者の噂が広がり、
織田家を継ぐのは自分だと
思い込んでいた信行でしたが、
二人の父親である織田信秀は
信長のあまりの変貌ぶりに
「冗談まで言えるようになったか!」と喜びます。
身体の弱さを心配していたところが
元気になりすぎた信長に
とても好感を得たようで、
信行は思惑通りにならず焦るばかり。
サブローに「信パパ」と
アダ名を付けられても怒ることなく
心の広い父親です(笑)
そんなやりとりを見て気に入らない信行は
あの手この手で信長に嫌がらせをし、
一度は父親にバレて謹慎をさせられてしまいます。
しかし、信長をよく思わない家臣は多く
その後も様々な策を試みるのです。
信行側の家臣はもちろん、
織田信長を倒すために歴史上の
多くの人物がサブローと関わっていきます。
当の本人(サブロー)は
みんな仲良くしようよ!
という感じなのですが
戦国時代ですので、
なかなか通用しないやりとりも面白いです。
歴史を知らないサブローの
憎めない返しがまた面白く
「信長は天下をとるんだ!…
って実際にとったんだっけ?」
というあやふやな記憶のままに
突き進む姿は見ていてヒヤヒヤ(笑)
豊臣秀吉や徳川家康との出会い、
そして気になる明智光秀との出会い…
いったいどうなるのかは、
また別の記事でネタバレさせていただきます。
果たして、サブローは
「本能寺の変を引き起こした人は誰か」
という問いの答えを
思い出すことはできるのでしょうか☆???
信長協奏曲の評判や感想は?
1巻を読んだだけで、
サブローのファンになってしまう、
そんな漫画だと思います。
タイムスリップネタということで
「JIN-仁-」と似た感じかと思いましたが、
歴史上の織田信長とは違う
「サブロー」という普通の高校生が
織田信長を演じることで
どうなるのか読めない展開に
ワクワクできるのだと思います。
漫画の感想はこのような感じです。
・サブローのユルい感じが好き。本能のままに人望を鷲掴みしちゃって、帰蝶もサブローにべた惚れ。
・歴史に疎いサブローがどうやって天下を取るのか。なんだか面白いマンガ。
・主人公がこんなにアホでいいんですか(笑)?
・こんなゆるい信長は有りなのか?有りだな。
・怖いもの知らずなゆるさで戦国の世を切り開いちゃってて楽しい。
・たまに主人公の前に登場する時空を超えたサプライズが絵面的にかなりシュールで笑える。
・歴史物が苦手な人も楽しく読めるはず!
結構、好評ですね。
私も同意見です。
これは歴史が苦手な人でも楽しめる!
アニメ化・ドラマ化・映画化に対する
世間の反応はこんな感じです。
信長協奏曲面白いよ、個人的に警官だったおじさんの話が好き、家康がなんか笑える
— ピョちゃんせんぱい (@senpai_1059) 2014, 5月 7
信長協奏曲映像化…楽しみだけど、あのゆるいというか独特の空気感を表現できるのか心配だ…
— うきこ (@uqi_co) 2014, 5月 8
アニメ化・ドラマ化・映画化と一度に
発表されたため、信コンファンは
独特の世界がどう表現されるのか
気になっているようです。
ドラマと映画の主演は小栗旬さんということで
サブローのイメージとは違う気がしますが、
演技派俳優の小栗さんが
サブローと織田信長の一人二役を
どう演じてくれるのか楽しみですね!
追記
最終回のネタバレ予測については
こちらの記事がオススメです☆
信長協奏曲最終回の結末を予測!原作・アニメ・ドラマの違いは?
最新刊(11巻)の内容は
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