先日は「涙活」について調べてみましたが、
いろいろ知らないことばかりでとても興味深かったです。
そこで更に気になったのが、
「涙活」の提唱者「寺井広樹」さんについて。
職業は「離婚式プランナー」だそうです。
頭の中が、???になりました(笑)
みなさんはご存知でしたか?
気になったので、調べてみました☆
プロフィール
名前:寺井広樹(てらいひろき)
出身地:兵庫県神戸市
学歴:同志社大学経済学部卒
職業:離婚式プランナー・涙活プロデューサー
離婚式とは?
そもそも「離婚式」って何なんでしょう。
結婚式の反対なんだろうということはわかっても
いまいちピンときません。
「現代用語の基礎知識2013年版」にはこのように記載されています。
文字通り、離婚をする2人のための儀式で、新郎新婦ならぬ旧郎旧婦が、仲介人ならぬ裂人(さこうど)と入場し、結婚指輪をハンマーでたたき割る。
「文字通り…」って、文字通りなんですけれども
つっこみたくなるところがたくさんありますよね(笑)
初めて聞く人にとっては
裂人(さこうど)なんてダジャレか?!と思えてしまいます。
ハンマーで結婚指輪をたたき割るなんて!と
思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
ちなみに離婚式の基本的な流れはこちら。
1 お二人が「離婚に至った経緯」を司会者が参列者の方に向けご説明
2 お二人から一言ご挨拶
3 友人代表挨拶(基本的には離婚経験者の方に依頼)
4「最後の共同作業」結婚指輪をハンマーでたたき割る
5 みんなで会食
なんとなく内容はつかめてきたものの、
まだまだ理解ができません。
そもそも「離婚式」なんて挙げる人はいるの?
会場はとても重々しい空気でその場にいられないのでは?
なんていろいろ疑問が浮かんできます。
否定的な意見に感じられたら申し訳ないですが、
あくまでも私個人が最初に感じた素直な意見ですので
軽く読み流してくださいね。
疑問の解決のために、寺井さんが
離婚式プランナーとしてどのような活動をされているのか、
どのような想いでこの仕事をされているのか
この部分について調べてみました。
離婚式プランナーの活動について
幼いころから「結婚式があってなぜ離婚式がないのか」と
疑問に思っていた寺井さん。
確かに結婚式を挙げても、離婚の場合は届け出だけで終わりますよね。
2009年に大学時代の先輩の離婚式をプロデュースしたことから
口コミやマスコミの取り上げで200組以上の式に携わってきたそうです。
離婚式を始めた当時は、「人の不幸を食い物にして」と参列者の方から御叱りを受けたこともありますが、離婚式を行う意義や、どういう気持ちで私が取り組んでいるのか真意が伝わってきて賛同して下さる方々が少しずつ増えてきました。「結婚式の時よりも感動した」というお声も多数寄せられています。
※離婚式公式サイトより抜粋
とコメントしている寺井さん。
離婚式を挙げる理由として多いのは、
式を挙げることでしっかりけじめをつけたい、
円満に綺麗に終わりたいという理由の方が大半。
中には参列者の方を「証人」としてたくさん集めて、
養育費や財産分与の決まりごとの証人になってもらうために
挙式をする方もいらっしゃるとか。
確かに、「離婚」と聞くと良いイメージはありません。
せっかく結婚式では二人で幸せになると誓っていたのに、
二人に何があったのだろう。
よく言う「価値観の不一致」とかだろうか…。
直接本人に聞くこともできず、
AさんとB君離婚したらしいね、なんて噂で聞くこともしばしば…。
それを「離婚式」という形で公にし、
離婚に至った経緯が堂々と説明されるというのです。
招待状をもらった方は
何かの間違いでは?とびっくりされるかと思いますが
二人の新たな決意の証人として参列してみるのもいいかもしれません。
寺井さんがプロデュースする離婚式では
式を挙げたことによって10組の夫婦が離婚を思いとどまったそうです。
正直、招待される参列者側としては複雑な心境になりそうですが、
二人にとってはお互いを見つめなおすいい機会となり
やり直すという選択ができるのでしょう。
ある意味自己満足の世界のような気はしますが、
一度しかない人生だからこそ
「リ・スタート」するきっかけがあっていいと思います。
二人の出会いをなかったこと=0にしてしまうよりも
大切な思い出として終止符をうち、
新たなスタートを切れることができるというのは
素晴らしいことではないでしょうか。
2月8日(土)21時には『最高の離婚special2014』
が放送されます。
「離婚の原因ってなんだか分かりますか?
結婚です。結婚するから離婚するんです。つらいです。」
という瑛太さん演じる濱崎光生のこのフレーズ。
「離婚式」について知ったあなたは、
ドラマを見ながら「離婚」に対していろいろな見方ができるかもしれませんね。