2016年10月からスタートする
朝ドラ「べっぴんさん」。
実在のモデルはファミリアの
創業者・坂野惇子さんということで
その生涯も気になります。
ドラマ化にあたって原作本などが
あるのかどうか調べてみました。
また、こちらではドラマの
簡単なあらすじもご紹介します。
べっぴんさんのあらすじ
時代は昭和初期。
主人公のすみれは神戸の
山の手に生まれた女の子です。
早くに亡くなってしまった
母親から教えられた刺繍や
手芸が大好きなすみれは
幼い頃から手作りを楽しんでいました。
会社経営をする父親の元で
姉と何不自由なく暮らしていたすみれ。
18歳でお見合い結婚し、
子供も授かります。
しかし、戦争によって
全てが変わってしまったのです。
夫は出征し家は焼けてしまい、
戦争が終わると
財産は没収されてしまいました。
そこで幼い娘のために
手作りした服を見た人から
「売ったらいいのではないか」と
言われたことをきっかけに
すみれは子供服作りを開始します。
これは日本初の総合子ども用品店を
オープンさせたすみれが、
戦後の男女差別などと戦いながらも
強くたくましく成長していく物語です。
原作本はある?
「べっぴんさん」は脚本家
渡辺千穂さんのオリジナル作品です。
■関連記事■べっぴんさんの脚本家は渡辺千穂!評判や過去作品の視聴率をチェック!
実在の人物をモデルとしていますが、
それを再構成しているのでドラマは
フィクションとなっています。
渡辺千穂さんの書いた
「べっぴんさん」の物語を本で
読みたいという方はこちらをどうぞ。
また、原作本として紹介して
良いのか定かではないですが、
坂野惇子さんに関する書籍が
いくつかあるのでご紹介します。
『坂野惇子 子ども服にこめた「愛」と「希望」』
青山誠著著、 歴史読本編集部編
(中経の文庫)2016/9/15発売
神戸の裕福な家庭に生まれ育った
坂野惇子さんの生活を一変させた戦争。
それでも希望を捨てずに
突き進んだノンフィクションの一冊です。
私もこの本を読んで
朝ドラ「べっぴんさん」の理解を深めました。
別の記事で紹介していますが、
女性は特に坂野惇子さんの生き方に
刺激を受けるでしょう。
『上品な上質』
株式会社ファミリア著
ファミリアがずっと大切にしてきた
ママの視点にこだわった
本当に「良い」物作りとは何か、
そして子ども服選びの極意が
詰まった必読の一冊です。
ジャンルは違えど
ハンドメイドをされている方は
ものづくりとは何かを
考えさせられるのではないでしょうか。
自分本位ではない細かい視点に
感動するばかりです。
《今後発売予定の本》
『ファミリア創業者 坂野惇子
皇室御用達をつくった主婦のソーレツ人生』
中野明著、2016/9/16発売
『坂野惇子の人生』
(MSムック)2016/9/26発売
坂野さんの生涯については
こちらの記事をご覧ください。
■関連記事■坂野惇子(ばんのあつこ)の生涯と夫や娘について!病気や死因も
私が朝ドラを好きな理由
私が朝ドラが大好きな理由は
女性が奮闘する物語だから。
単純に刺激を受けて
自分も頑張ろうって思えるわけですね。
男尊女卑の考え方が根付いた
時代背景が多いので、
この辺りが逆に差別的で好きではないと
思われる方も多いと思います。
それでも私はそんな時代を
生き抜いてきた女性の生き様を
見たいと思ってしまいます。
朝ドラの主人公が女性ばかりな理由は
やはり視聴者に主婦層が多いという
理由が一番なようですね。
特にルールとして
決まっているわけではないようでした。
今回も女性の主人公となりますが、
その生涯を知るだけで刺激になります。
私もハンドメイド作品を作るので、
本を読んだだけで新たな発想や
ひらめきを得ることができました。
朝ドラではいろんな作品が
登場すると思うので、
それを見るのも楽しみです。
やっぱりいろんな作品を見ることで
視野が広がるので。
この人すごいな・・・と思うだけでなく、
もっと自分の人生にも活かしていきたいですね。