「べっぴんさん」で君枝の夫となる
村田昭一を演じるのは平岡祐太さん。
君枝とはひよんなことで
知り合って・・・とありますが、
どんな出会いなのか気になりますね。
君枝の実在モデルは村井ミヨ子さん。
その夫となるのは村井完一さんです。
しかし、ドラマの設定は
実在モデルの二人の話と
だいぶかけ離れているようなので、
ドラマはオリジナルの設定だと
思っていただいた方が良さそうですね。
今回は史実通りの村井完一さんが
どんな方だったのかと、
昭一役を演じる平岡祐太さんについて
私の見解も含めながらご紹介します。
村井完一について
1910年（明治43年）、大阪で
代々軍人の家系に生まれ、
陸軍中尉となった村井完一。
第二次世界大戦中の
1944年（昭和19年）に
中井ミヨ子と結婚しました。
商社マンの父親の元で
西洋風の暮らしをしながら
大切に育てられた妻ミヨ子と、
軍人の村井家とは生活習慣の
ギャップがかなり大きかったよう。
結婚してから最初のミヨ子の誕生日。
それはミヨ子にとって
忘れられない出来事でした。
夫や姑がお祝いに赤飯と
鯛の尾頭付きを用意してくれたのです。
・・・良かったね？
と言いたいところですが、
ここでミヨ子は泣き出してしまったのです。
それは、感涙ではなく悲しみの涙。
その理由は誕生日なのにバースデーケーキが
用意されていないということでしたwww
いやいや、赤飯と鯛の尾頭付きって
かなり豪華やないですかー！！
と私は思ったんですが、ミヨ子が
欲しかったのはケーキだったんですw
子供か！w
ですが、それほどまでに
西洋風の暮らしに慣れていたミヨ子と
古いしきたりの多い軍人の村井家との
生活は違っていたということですね。
泣き出すなんてと思いましたが、
こういうところがミヨ子の
可愛さでもあると思います。
・・・が、しかし完一もさぞ驚いたことでしょうw
二人には子供はいなかった
ようですが、戦後は
完一の姑と3人で暮らしています。
ミヨ子が惇子の仕事を手伝う際、
完一は最初反対したようです。
その理由はミヨ子の体調が心配だったから。
もともと体の弱いミヨ子を
完一はいつも気遣っていたそう。
1923年生まれのミヨ子とは
年齢が13歳も離れていたので、
その分心配も多かったかもしれません。
ミヨ子の主治医が反対した
そうですからそれは止めますよね・・・
結局はミヨ子の父が後押しし、
無理をしない程度にということで
完一もしぶしぶ了承。
ミヨ子はファミリアの
創業メンバーとして働き出しました。
それにしても本当に
この創業メンバーの夫達は
物分かりの良いこと。
完一なんて軍人ですから、
それこそ女性が働くことに対して
怒りそうなイメージがありますが、
心配したのはミヨ子の体調面。
惇子の夫・通夫たちの理解が
大きかったことの影響も
あるかもしれませんが、
これからは女性も働くべきだと
夫側の意見が一致したのには驚きます。
ミヨ子は働き出してからも
繰り返し体調を崩していたため、
勤務時間をきっちりと決め
夕方には完一が迎えに行っていたそうです。
なんて優しい旦那様なんでしょう・・・！！
ベビーショップ・モトヤから
株式会社ファミリアとなる際には
体調も落ち着いていたため、
次第に完一もミヨ子を応援する
ようになっていったそう。
そして妻の支援をしながら
完一もファミリアの監査役を務め、
他会社の顧問を務めるなどしていました。
完一の妻、村井ミヨ子について
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
■関連記事■べっぴんさん田坂君枝（きみえ）のモデルは村井ミヨ子！土村芳が熱演！
演じるのは平岡祐太！
1984年生まれ、
現在32歳の平岡さん。
ジュノンボーイのグランプリを
受賞し2003年にドラマ
「ライオン先生」で俳優デビューしています。
私は2004年公開の映画
「スウィングガールズ」のときの
平岡さんをよーく覚えています。
吹奏楽がテーマの映画
だったんですが、ここで
かなりダサダサな方言男子を
演じていたのが平岡さん。
でも、女性に混ざって
良い演技してたんですよね。
当時は可愛いという印象でしたが。
30代になり、最近は落ち着いた
役柄が多い印象を受けますが、
2006年頃は月9の顔とも言えるほど
ドラマで目立った存在でした。
「東京タワー」「プロポーズ大作戦」
「ファースト・キス」など、
恋愛ドラマに引っ張りだこ！
身長も178cmと高いですし、
スリムな長身イケメンに
ときめいていた方も多いはず。
そんな平岡さんが今回朝ドラ出演！
爽やかイケメンを朝から
見られるなんて幸せです。
ドラマはでは軍人ではなく銀行勤務など
オリジナル感が強い役柄のようなので、
二人がどんな風に出会うのかも
わからなくて逆に楽しみです♪