こんばんは!はづきちです!今日は門司港で久々に焼きカレーを食べました♪普段カレーは家でしか食べませんが、門司港に行くと焼きカレーが食べたくなるんですよね〜。あのチーズと卵のまろやかさがピリッとしたカレーと相性バッチリ!でも一つ残念だったのが、お店のおばちゃんの接客。悪気はないんでしょうけれど、睨むような目つきと愛想の悪い受け答えが残念でした。最後まで美味しく食べたかったなーw
さて、今日は私が最近ハマっている
漫画「あるいとう」について書きたいと思います。
LINE漫画で読んで続きが
気になり全巻購入。
アラサーの何が良いかって、
こういうの大人買いできるところですよねw
え?寂しいやつって?w
良いじゃないですか。
少女漫画は癒しですよー。
というわけで、今回はななじ眺先生の
「あるいとう」についてご紹介!
あるいとうのあらすじ
これは海の見える坂の上の街、
神戸市北野町を舞台にした物語。
くこは坂道を走る、木に登る、
アニマル盛りな15歳の女の子。
阪神淡路大震災で母親を亡くして
しまいましたが、母親の願う
「強く朱るくたくましい」大人であろうと
あまり弱い姿を見せません。
従兄弟でくこのことが好きな
お隣さんのキヨ、美大生の桜太(おうた)、
そして近所に引っ越してきた謎の男の子。
「大丈夫って言う人ほど気になるから」
という桜太にときめきを感じ、
彼を傷つけてしまったことで気づいた気持ち。
「日常」とか「普通」とかが
崩れ出したら何かの始まりやーーー
くこの日常が静かに動き出します・・・
あるいとうのネタバレと感想
くこがあまりに元気すぎて、
初っ端からイケメンが3人も登場するから
てっきりハーレム漫画かとw
でも、全く違うお話で、この漫画は
心をえぐるように切ない物語です。
明るくいようとするくこ。
1巻は、そんなくこの本当の
気持ちがわからず正直
ストーリーがいまいち読めません。
ですがその後の展開で、
くこや周りの登場人物それぞれが
何かを抱え生きていく様子が
少しずつ描かれていきます。
この漫画の内容が理解できるのは、
個人的には2巻からだと思います。
なぜなら阪神淡路大震災の話に遡るから。
震災の話って、やっぱり読んでて辛い。
きっと当時を思い出す人もいるでしょう。
読めないって人もいるかもしれません。
それでも震災を題材にもってきた
作者さんが描きたかった
ものは何か考えさえられます。
くこが強くある理由は読めばわかります。
ですがその笑顔、強さが
誰かを傷つけていると気づいたときの
くこの苦しみもまた切ない。
徐々に物語は恋愛にシフトしていくのですが、
ミステリアスな桜太、純粋なキヨ、
そしてなぜか問題に巻き込まれてしまう授。
この3人がどう関わっていくのか見ものです。
こういう恋愛モノって絶対最初に
好きになった人とはうまくいかない
パターンですよねw
桜太は人妻に片思い、
くこの親友・衣舞がキヨに片思いとか。
ぐちゃぐちゃになるフラグw
人間の弱い部分や汚い部分が
遠慮なく描かれている作品です。
超!純粋漫画が好きな人には
ややこしくて好まれないかもしれませんが、
いくえみ綾先生の作品が好きな方
なんかは問題なく読んでいけるかと。
ま、言ってしまえば暗い作品。
そしてうじうじがくどいと
感じる人もいるでしょう。
それでも悩み、苦しみ、それぞれが
どう成長していくのか目が離せません。
最終的に恋愛に関しては
結論づけなかったのが物足りない
気がしましたが、それでも私は
これで良かったんじゃないかと。
恋愛物語というよりは、
人間物語、友情物語と言った方が良いかな。
強がりさんには是非
読んでもらいたい漫画です。