こんにちは!はづきちです!来月香港に行くので、3泊4日分の服装を考えています。なるべく荷物は軽くしたいけど、何があるかわからないし・・・。ということで旅行はいつも荷物が多くなりがちな私。バックパッカーのように身軽で動ける人は超尊敬!w香港って一年中クーラーがガンガンで寒いということだけは聞いているので、カーディガンとかは忘れずに持って行こうと思います。あとは何が必要かなー?こういうとき実際に行ったことのある人のブログとか参考になりますよね。
さて、今日書くのは私が最近
ハマっている芦原妃名子先生の
漫画「Bread&Butter
(ブレッドアンドバター)」。
「砂時計」の作者さんですね。
絵が可愛くて大好きです。
芦原妃名子先生が描く作品の
登場人物は、見た目とは裏腹に
何か抱えている人が多くって。
でもこういうのが少しずつ
明かされていく感じが好き。
漫画にありがちな結婚してから
恋が始まるパターンのお話しですが、
文房具屋でパンを焼く彼との
出会いがあたたかくてほっこりします。
婚活中のアラサーにはぴったりのお話。
というわけで、今回は
漫画「Bread&Butter」について語ります♪
Bread&Butterのあらすじ
「何を間違えたんだろう?」
主人公は教師を辞めて無職に
なった34歳独身の柚季(ゆずき)。
結婚相談所に行く途中、
文房具屋さんに「パンあります」と
書いてある雑な張り紙につられて
お店に入ってみると、
中から長身の男性が出てきました。
自分の手でモノを生み出して人に売る
という仕事をしている彼に憧れた柚季。
文房具屋で食べさせてもらった
パンの優しい味が心に沁みて、
柚季はそこへ通うようになりました。
結婚相談所では「譲れる条件と
どうしても譲れない条件を具体的に」
と言われ、候補者とデートすることに。
しかし、一緒に食事をしても
楽しさは感じられず、柚季は
相手に何を求めているのか
自分のことさえもよくわかりません。
そんなときに「元気のでるパンをください」
とあの文房具屋さんへ。
そこでこの人と美味しいご飯が
食べたいと感じた柚季は
とっさに言ってしまいます。
「あの、私と結婚しませんか?」
Bread&Butterのネタバレと感想
「いいですよ、結婚しても。しましょう」
思わぬ返事にドキッ。
こういう始まりの漫画も面白いですね。
実際にこんな結婚があるのかは
謎ですが、漫画の中の話なので
普通に入り込めちゃいます。
二週間後には両親へ結婚の挨拶を
しに行くことになりましたが、
さすがに突然現れた39歳独身男
原洋一に両親も怪訝な顔をします。
文房具屋でパンを売っていて、
それも原価は高いのに安売りしてる
っていう謎の商売の裏も知れませんし。
そりゃ家族が心配するのもわかるわw
それでも柚季は丁寧に美味しいパンを
焼く彼に惹かれていきます。
最初はぎこちなかった二人も
徐々に距離感を縮めていきます。
落ち着いた大人の恋愛なので、
どちらかが大爆発したりする
ようなことはありません。
相手を傷つけないように言葉を選んだり、
自分が傷つかないように言葉を選んだり。
恋愛に対してこれでいいのかな?と
不安を感じた経験がある人は、
二人の気持ちに共感できるかも。
でも、それがものすごく暗いわけでもなく、
二人が一緒に過ごしながらお互いを
知っていく様子が優しく切なく描かれています。
「洋一さんのことがもっと知りたい」
洋一に15年も付き合っていた元カノがいること、
洋一が元売れっ子の漫画家だったこと。
洋一には驚かされることばかりですが、
過去をネタバレしながらも自分の人生を
生きようとする姿がカッコイイ。
1巻の最初で書かれていたように
絶対めんどくさい系男子なんですけどw
柚季もまた抱えているものがあり、
教師を辞めた理由が結構辛いものでした。
12年間勤めた小学校教師を
辞めたきっかけになったある事件。
これは是非漫画で読んでみてください。
巻数が進むにつれて柚季の友人など
周りの恋愛も加わり、いろんな「結婚」、
「夫婦」について考えさせられます。
学生時代「恋愛カタログ」にハマったけれど、
大人版の恋カタと言うべきか・・・
でもキュンキュンではないので
言い方が難しいんですよね。
強いて言えば今ドラマ「逃げ恥」で
話題のむずキュン?w
や、でもあんなにコミカルではない・・・w
とにかくあたたかく感じるのは、
やっぱり洋一が焼くパンのおかでしょうか。
パンを中心に話が広がっていくので、
ほっこりするのかもしれませんね。
グルメ漫画が好きな方も
この漫画にはハマりそうです。
最新刊の5巻では、洋一の結婚に
対する本音が出てきて
柚季との雲行きが怪しくなってきます。
ハッピーな感じで終わりに近づけるかと
思いきや・・・さすが芦原妃名子先生。
まだまだ引っ掻き回すつもりですねw