深津修一のプロジェクションマッピングがヤバい!費用と作品まとめ

2014年2月28日(金)23時30分~放送の
「未来シアター」ゲストは「ヒロミ」さんです。
そこで今はまっている趣味などについて取り上げられるようですが、
ヒロミさんの革新者!というある人物が気になったので調べてみました☆

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深津修一 
その人の名前は深津修一さん。
北海道札幌市にある株式会社プリズムの代表取締役で、
映画プロデューサーとしても活躍されています。


深津修一さんの経歴

愛知県安城市出身。

獣医に憧れて北海道大学へ進学するも、
成績が及ばずに農学部の畜産学科へ入学しました。

恵迪寮の仲間と劇団兼映画サークルを作ったことをきっかけに
学生時代は映画に没頭したそうです。

卒業後は映画フィルムをレンタルする会社へ就職。
しかしビデオが普及し始めると、フィルムレンタルの需要が激減。

仕事に行き詰りながら将来を模索し
焦りを感じていた40代のころ、
1995年にシンディーローパー・ジャパンツアーが始動し
フィルムの扱いに慣れていた深津さんに
演出スタッフとして声がかかったそうです。

そこで、彼女の胸に映像を投影してほしいと依頼されます。

それまでスクリーンという枠の中制作に携わってきた人間にとって、
その自由な発想は衝撃的だったそうです。

これこそこれからの映像表現のあるべき姿だと思った深津さんは、
自分の脳裏に浮かんだ演出イメージを実現するために脱サラ。

その3か月後に株式会社プリズムを立ち上げました。
深津修一 

そこから「枠にとらわれない」をモットーに
深津さんの活動が注目を集めるようになります。

2013年2月には、第64回さっぽろ雪まつり大雪像「豊平館」
他中雪像へのプロジェクションマッピングで注目されました。
深津修一 

プロジェクションマッピングとは

英語のProjection(投射)とMapping(映像を投影対象に張り付ける)という単語を合成した造語です。これは、プロジェクターを使用してビデオやコンピュータグラフィックスなどの映像を建築物や車、自然物など実物の立体対象物に、平面および立体情報を入れて投映する技術です。対象物に投影される映像が自在に移動・変形・光の放射とともに変化することで、見る者にとって驚きがあふれる斬新な動きをもたらす新しい映像表現の手法です。映像を対象物の表面にある凹凸などに対し投射することで、光とその陰影による立体感がより一層きわだち鮮明となり、高品質で完成度の高いバーチャルリアリティを表現することが可能となります。
※株式会社プリズムHPより抜粋

プロジェクションマッピングによる映像表現は
既に2000年頃から舞台や映像アートの世界で始まっていました。
プロジェクションマッピング
最近になって知られるようになったのは、
映像技術の急速な発展によるものだそうです。

高照度プロジェクターを
多くのクリエーターが比較的容易に取り扱うことができるようになり、
より完成度の高い映像投射が可能になったからだそうです。

みなさんプロジェクションマッピングと聞いて浮かぶのは、
2012年に東京駅で開催された、「TOKYO STATION VISION」ではないでしょうか。
私もこのときにプロジェクションマッピングについて知り、
衝撃を受けたことを覚えています。
プロジェクションマッピング 東京駅

さて、このプロジェクションマッピング。
費用はどれくらいするのでしょう。

プロジェクションマッピングの費用は?

コンテンツ制作費用×出力機材レンタル費用×オペレーター費用
が制作費用になるそうです。

プロジェクター1台でできるような小規模な企画であれば300万円~
プロジェクターを2~3台使用する中規模な企画であれば500万円~
プロジェクターを4台以上使用する大規模な企画であれば1500万円~
くらいが目安なようですよ。

想定時間は5分程度だそうです。
あっという間の感動にはこんなに費用がかかっているんですね!

屋外での大規模なプロジェクションマッピングだと、
軽く1000万は超えてしまうことに素人目線で驚いてしまいましたが、
当たり前の金額なんですよね…(笑)

最近では結婚式・披露宴の演出などにも使用されており
プロジェクションマッピングを身近に感じることもできるようになっています。
プロジェクションマッピング ブライダル
個人での申し込みができるように、
金額設定もなるべく費用を抑えられるよう工夫してある業者もあるようなので、
お金に余裕のある方はぜひ検討してみてください♡


深津さんの作品について

最後に、深津さんの作品や動画を紹介したいと思います。
ホワイトロック
深津修一 ホワイトロック
ステージアート
深津修一 ステージアート 

第64回さっぽろ雪まつり 動画

誰かから影響を受けて新しいものが生み出される…。
深津さんにとってはそれがシンディーローパーの来日でした。

新しいものが生まれるときのきっかけというのは
日常にたくさんあるのかもしれません。

ですがそのきっかけをキャッチして
自分のものにしていく深津さんの活動は
今後も目が離せないと思いました。

2020年の東京オリンピックでも
きっとプロジェクションマッピングが話題になるでしょう。

日本の素晴らしい技術や文化が
プロジェクションマッピングを通して伝えられると嬉しいですね。

そのときには、今にも増して
深津さんの活動が注目されることを願っています。