CSEスコアのメリットや計算方法は?英検の採点方法が変わった理由

こんにちは!はづきちです!先日、前から気になっていたキックボクシングの体験に行ってきました。やってみると、何これ!めちゃくちゃ楽しい!!!ジャブ!ストレート!フック!アッパー!キック!と、一通り教えてもらってトレーナーさんの言う通りに動いていきます。フック!フック!フック!フック!・・・・・!!!!!ヤバい。連続フックかなり効くwww女性にはボクササイズ的な感じで教えてくれるので、どの部分を引き締めたいか言うとそれに合わせてトレーニングしてくれるんです。これなら、運動嫌いの私でも続きそう♪

 

さて、今回も「英検」について
書いていこうと思います。

 

昨年から変わった新しい採点基準。

 

合格点や合格ラインが
とてもわかりにくくなりましたね。

 

てか、わからなくなったw

 

そもそも論、何で変わったの?という話。

 

しかも、CSEスコアって何?

 

あまりにもよくわからないので、
今回はきちんと理解するべく
記事にまとめてみました。

 

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新しい英検の採点基準がよくわからない!

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私が新しい採点基準について
知ったのは2016年10月。

 

準2級の試験を受けて、
自己採点しようと思ったときでした。

 

てっきり1問1点だろうと思っていたので
ネットで答え合わせをしようとすると・・・

 

ん?なんか変わったらしいよ?

 

自分が合格点に達しているのか
わからないまま、一次試験の結果を待ちます。

 

合格点だったようで、連絡がきて
その一週間後に二次試験を受けました。

 

結果、準2級は合格したわけですが、
届いた書類を見ても意味不明。

 

何この点数??

 

1000点代って何?

 

いいの?悪いの?美味しいの???

 

みたいな。

 

そのときは、ま、いっかと思ったわけですが、
今年は2級にチャレンジしようと
思っているので英検の仕組みを
きちんと理解したいなーと思ったわけです。

 

ということでこの記事を
書いているわけですが、
そもそもなぜ採点方法が
変わってしまったのでしょうか。

 

ライザップイングリッシュ

 

そもそも何で変わったの?

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「日本人だから英語ができなくて仕方ない」

 

グローバルなビジネスシーンでは
こういった謎の世界共通認識があるようです。

 

日本人の英語力の低さは、
私たち自身も感じていると思います。

 

昨年の国別英語能力指数
(EF EPI 2016)の結果では、
日本の英語力ランキングは
調査対象の72カ国中35位。

 

2015年の30位から5位も
ランクを落としており、この調査が
始まってから6年間ずっと
日本の英語力は下降傾向にあります。

 

しかも、世代別に見ると
一番英語力が高いのが18歳〜20歳。

 

受験勉強やってるからやん?

 

と思ってしまいましたww

 

特に、ビジネスの中心となる
30〜40代の英語力が低いことが
懸念されているようです。

 

さすがに2020年の東京オリンピックを
控えた今、日本での英語教育の
現状を知り、オリンピックや国際社会に
対応できる能力を身につけるための
対策の必要性が講じられています。

 

だから、というわけではないですが、
日本でしか通用しない「英検」も
ついに国際基準規格のユニバーサルな
スコア尺度、CEFRを導入してきました。

 

CEFRとは、「Common European
Framework of Reference
for Languages」の略。

 

これは語学のコミュニケーション能⼒を
レベル別に示す国際基準規格であり、
欧米で幅広く導入されています。

 

これに英検の基準を合わせよう!
となったのです。

 

CEFRでは、A1(初級学習者)から
C2(熟達学習者)まで6つの
レベルが設定されています。

 

CEFR 画像

※英語4技能試験情報サイトより引用

 

これに、英検やその他検定試験
の基準を合わせるとこのような感じに。

 

CEFR 画像

※英語4技能試験情報サイトより引用

 

こういって世界基準で比較できると
とてもわかりやすいですし、
モチベーションも上がりますね。

 

CSEスコアって何?

お待たせしました。

 

CSEスコアについてです。

 

もうおわかりだと思いますが、
CSEスコアとはこの国際標準規格
CEFRに対応した英検の
新しい採点基準のことを言います。

 

詳しくはこちらの記事の
「合格ラインや判定基準について」
で説明していますが、
各級の合格基準スコアは
このようになっています。

 

■関連記事■英検2017日程まとめ!合格ラインや合否結果発表の時間はいつ?

 

英検 合否判定基準 画像

※英検HPより引用

 

新しいスコアの特徴として、
各技能(リーディング、リスニング、
ライティング、スピーキング)ごとに
スコアが均等に配分されています。

 

各級の満点スコア

1級:850点、準1級:750点、
2級:650点、準2級:600点、
3級:550点、4級:500点、5級:425点

 

そして、どの技能も満点スコアに
近づくように、バランスよく英語学習を
していかなければなりません。

 

ですがこのCSEスコアのメリットは、
合格点が固定されているので
点数により今自分がどのレベルに
いるのか一目でわかりやすいところ。

 

CSEスコア 画像

※英検HPより引用

 

例えば、今年受けようとしている
2級が2000点だったとすると・・・

 

表を見ると満点が2600点で
合格点が1980点。

 

2000点で合格した場合、合格点
ギリギリだったということがわかります。

 

このスコアを先ほどのCEFRと
比較してみると、CEFRではB1。

 

仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば主要な点を理解できる。
その言葉が離されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。
身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。

 

とありますが、実際にはA2寄りなので
まだまだ自分は基礎段階なんだな〜
ということがわかるんです。

 

また、その結果を元に他の試験では
どれくらい点数がとれそうか?というのも
比較して見ることができるのです。

 

英検以外の試験にもチャレンジしよう
と思っている方にとっては
とてもわかりやすい仕組みですね。

 

それに加えて「英検バンド」
という合格までの距離を
示してくれるものもできました。

 

■関連記事■英検バンドって何?評価の見方や活用方法をわかりやすく解説!

 

個人的には、きちんと英語を理解して
それを生かそうと思うならば、
CSEスコアの導入はメリットばかりだと思います。

 

デメリットとしては自己採点の
合否判断が難しくなったことですかね^^;

 

そして、とりあえず資格が必要なんだよ!
って方には苦手分野がある場合
難易度が上がってしまうのでデメリットかも・・・。

 

とにもかくにも、CSEスコア導入によって
日本人の英語学習に対する意識が
変わっていくことが望ましいですね。

 

とか偉そうなこと書いてる私も
まだ準2級を合格しただけなので、
これから2級合格に向けて
頑張っていきたいと思いますw

 

でも、海外旅行や外国人との
繋がりを持つことによって
学生時代よりも英語が好きになりましたし、
何のために勉強するのか?を
考えるようになりました。

 

せっかく2020年に日本で
東京オリンピックが開催されるので、
英語ペラペラになって
外国人のお友達を作りたいな〜♪
なんて考えてますw

 

できることが増えると視野が広がりますよね。

 

やらされる勉強は好きではないので、
自発的に楽しみながら学んでいきたいです。