2014年3月23日(日)23:35~放送の「情熱大陸」に
写真家の松本紀生さんが出演されます。
赤いオーロラを追い続けているという松本さん。
どんな人か気になったので調べてみました☆
プロフィール
名前:松本紀生(まつもとのりお)
愛媛県松山市出身、1972年生まれの42歳。
大学時代、星野道夫の著書「アラスカ 光と風」に出会い感銘を受ける。その後大学を中退し、アラスカ大学へ編入。キャンプスキルや写真の技術は独学で習得。今では1年の約半分(夏と冬)をアラスカで過ごしている。夏は北極圏や無人島でクジラや熊の写真を撮り、冬は氷河の上のかまくらで、オーロラが出るのを待ち続けている。国内の媒体のみならず、「National Geographic Adventure」「Climbing」など、海外の著名誌にも作品を発表。
※情熱大陸公式HPより抜粋
日本の大学は立命館大学という情報がありました。
人生の中で何がその人のきっかけになるかはわかりませんが、
松本さんの場合は星野道夫さんの著書がきっかけで
日本の大学を中退して海外へ。
アラスカ大学へ編入し、独学で写真を学んでいます。
この行動力が
松本さんの想いの強さを物語っていますね。
そして、調べてみたところ
松本さんのこだわりがすごい☆
松本紀生ってどんな人?
狙っている写真は
北米大陸の最高峰・マッキンリーを覆いつくす赤いオーロラ。
理想的な状況でないとシャッターを切らないそうで
オーロラが出たからといって必ず撮るというわけでもない…。
素人の私からしたら
オーロラが出てきた瞬間
「わーすごーい!」と
アングルも考えずにパシャパシャと撮りそうなところですが…(笑)
何十年もこだわりを持って写真を撮り続けてきたプロ。
シャッターチャンスを待ち続けているそうです。
極寒の地アラスカは食べ物がないため、
生き物といえば
シャッターチャンスを待っている松本さんくらい。
じっとしていると寒いのでひたすら歩き続けるのだとか。
普通、オーロラを撮りにきたカメラマンは
その時期に来てホテルに泊まってシャッターチャンスを待つそうですが、
松本さんは歩いていますからね。
大丈夫なの?と心配になりますが、
松本さんの答えは
「やりたいことがあるから」の一言。
最初の数年間は写真を売らずに
渡航費用はアルバイトで貯めていたそうです。
本当に、アラスカに魅せられた男です。
1年の約半分を極寒のアラスカの地で過ごす松本さん。
7年前に結婚されています。
離れている間、必ず毎日奥様と電話をします。
衛星電話を使ってです。
帰りを待つ奥様はどんな人なのでしょう。
きっと心優しい理解ある方なんでしょうね。
松本紀生さんの作品まとめ
撮影した人の想いを知って写真を見ると
オーロラの様々な表情…大自然の力強さが感じられますね。
今年3月、松本さん初の写真集が出版されます。
タイトルは「原野行」
はじめてアラスカを訪れてから20年の記録です。
ファンの方は待ちわびていたことでしょう。
松本さんの感性や生き方に触れたいという方は
こちらの絵本がおすすめです。
「オーロラの向こうに」
レビューを見ていると、
子供たちに読ませたい絵本というコメントが多いです。
「夢をあきらめない」「精一杯やってみよう」
生きる勇気を与えてくれる絵本。
それは松本さんの人生がつまった絵本だから。
みなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね☆