こんばんは!はづきちです!今日は英語の授業でした。最近みんな忙しいのか来るメンバーが少ないので、日本人&イギリス人の先生対生徒2人とかものすごくマンツーマンに近い感じでやってます。英検対策をカードゲームとかでやってくれるのでわかりやすいです。学生時代にこんな風に勉強したかったなーとか思いながら楽しんでます。今年もどこか海外旅行にチャレンジしたいなぁ。
さて、朝ドラも終盤で時代が変わりますね。
栄輔さんはAIS(エイス)を
日本一のファッションブランドに成長させ、
ノリにノッているようです。
そして大手商社KADOSHO(カドショー)の
社長・古門充信と手を組み、
融資を受けて更なる飛躍を目指します。
古門充信さん役の俳優は西岡徳馬さん。
迫力ありますね〜!
で、やはり気になるのはこの実在モデル。
エイスはVAN(ヴァンヂャケット)、
そしてカドショーは丸紅です。
この二つの企業が手を組むことによって、
その後の未来はどうなっていくのか!?
今回はカドショーのモデル・丸紅と、
エイスの倒産について
書いていきたいと思います。
KADOSHO(カドショー)のモデル丸紅について
カドショーのモデルは現在の「丸紅」。
その当時は大手総合商社
「丸紅飯田」として広く知られていました。
歴史を遡ると始まりは1858年。
もう160年近い歴史があるんですね。
簡単に説明すると、初代伊藤忠兵衛が
麻布類の卸売業として大阪に創業し、
1872年に紅忠(べんちゅう)を創立。
その後同根の伊藤忠商事株式会社と
分割・合併を繰り返し、
1921年に株式会社丸紅商店となりました。
いろいろあって(はしょりますw)
1955年に高島屋系列の貿易会社
高島屋飯田株式会社と合併し、
商号を丸紅飯田株式会社へ変更。
ちなみに商号が丸紅株式会社
となったのは1972年のことです。
1960〜1970年代前半には
三井物産や三菱商事と並んで
「スリーエム」と称され
総合商社トップ3の一角となった丸紅。
トップ3と聞くだけで、
当時どれほど勢いのある企業
だったのかが伝わってきますよね。
そして、栄輔さんの
実在モデルであるVANの石津謙介は、
この丸紅から融資を受けています。
古門充信の実在モデルは
当時の社長である檜山廣(ひやまひろ)。
東京商科大学(現在の一橋大学)
を卒業後、丸紅の社長や会長を
歴任した人物です。
そしてこの方、社会の教科書にも
載っている「ロッキード事件」の
中心人物としても有名です。
ロッキード事件について詳しくは
教科書もしくはWikipediaをご覧ください。
ですがめんどくさいという方のために
少しだけwikiを引用しますねw
ロッキード事件について
アメリカの航空機製造大手のロッキード社による主に同社の旅客機の受注をめぐって、1976年(昭和51年)2月に明るみに出た世界的な大規模汚職事件のこと。自民党衆議院議員で田中角栄元首相が、1976年(昭和51年)7月27日に受託収賄と外国為替及び外国貿易管理法(外為法)違反の疑いで逮捕され〜中略〜さらにロッキードの販売代理店の丸紅の役員と社員〜中略〜と相次いで逮捕者を出した。
檜山廣について
「丸紅ルート」の中心人物で、事件当時社長を務めた檜山廣会長は1976年(昭和51年)7月に贈賄と外為法違反容疑で逮捕、起訴され、1995年(平成7年)に田中元首相の秘書の榎本とともに最高裁判所で実刑が確定した。しかしながら高齢のために刑の執行は停止され、檜山は収監されないまま2000年(平成12年)に死去した。檜山はこの間、1985年(昭和60年)から1999年(平成11年)まで丸紅名誉顧問を務めていた。
「丸紅ルート」って高校の
テストとかに出てきた気がするw
で、こういうことも絡んで
VANもいろいろと大変だったようです。
丸紅とVANの繋がりは?
なぜVANが丸紅から融資を
受けることになったのか。
それは「週刊新潮」が書いた、
ある記事がきっかけだったようです。
石津謙介一家の浪費や
VANの散漫経営について
書かれてあったというその記事。
「文春砲」とか「フライデー」
みたいな感じですかね。
(文春やフライデーは関係ありませんがw)
それを読んだVANのメーンバンクの
三和銀行は、昭和44年(1969年)に
VANへの融資を停止します。
べっぴんさんではこのような
流れになるのか現時点で謎ですが、
それを救ってくれたのが丸紅なんです。
VANは元々丸紅と取引がありました。
そこで丸紅に融資を申し込み、
3億5000万円を借りたんです。
お、良い会社じゃん!
助けてくれてありがとう!
とか思っちゃいますよね。
そして当時の社長・檜山廣は
この返済を5年と見ていました。
しかし、石津謙介は融資を受けた
その年のうちに全額返済。
栄輔さん、さすが!!
(ドラマの展開を勝手に
イメージしながら書いているので、
余計なツッコミが多いと思いますが
ご了承くださいw)
これに驚いた丸紅。
そりゃそうですよね、
5年と思っていた返済がたったの
1年弱で完了したわけですから、
VANってすげーな!となるわけです。
ここで、ビジネスっぽい?展開に。
丸紅はVANを傘下に収めようと
動き始めたようです。
それに対抗してVANもまた
いろいろと策を練るのでした。
この辺、ドラマで描いてくれたら
面白そうですよね。
でも、終盤も終盤すぎて
そんな時間はないかなぁ?
個人的にはコワモテの西岡徳馬さんの
顔演技が楽しみです。
てか、べっぴんさんが始まった
当初はキアリス(ファミリア)や
オライオン(レナウン)関係でガンガン
盛り上がるのかと思っていましたが、
最近は潔さんの存在感が薄いですねw
潔のモデルって本当にスゴイ人物なので、
個人的にはもっと取り上げてほしいと思っています。
キアリスの成長も順風満帆すぎて、
栄輔さんの失踪やさくらの反抗期ネタ、
じろーちゃんのドラムに持ってかれた気がww
いや、楽しいから良いんですが、
脚本って重要だな〜って
いろんなドラマを見ながらつくづく思います。
と、脱線しすぎてますが
一視聴者の個人的な意見なので
あまりお気になさらず・・・。
話を戻すと、丸紅に対抗する策として
バランスを取るために
三菱商事や伊藤忠商事の
資本を受け入れたVAN。
しかしその結果商社体制となってしまい、
石津謙介はこの流れでVANへの
興味を失ってしまったようです。
栄輔さんもこんな感じに
なってしまうんでしょうかね。
どこまで足掻いてくれるんでしょうか。
エイスは倒産するのか?
VANについて調べていると、
ものすごい企業だったことがわかります。
ですが、「かつて一世を風靡した」という
表現に少し寂しさを感じますね。
商社体制となったVANは、
海外ブランドとの提携など
事業をどんどん拡大していきます。
1970年の年商が69億円だったものを、
翌年の1971年には97億円、
1972年には126億円・・・
1975年にはなんと452億円という
信じられないペースで
記録を更新し続けていきました。
きっと、べっぴんさんのエイスも
このように事業拡大していくのでしょう。
しかしながら、大量生産により
在庫を抱え赤字経営が目立ち始めたVAN。
1973年の第1次オイルショックを機に、
頻繁にバーゲンセールを
開催するようになってしまいます。
経営悪化しても事業は拡大し続け、
何回セールやるんだよ?と
つっこみたくなるほど
誰が見ても暴走気味の状況に。
当然、ブランドの格も落ちてしまい・・・
栄輔さんもこんな道を辿るのかと思うと
なんだか胸が痛みますね。
それに追い打ちをかけるかのように
ロッキード事件が起こり、
VANは「丸紅ショック」の影響を受けるのです。
ハイ、ここ試験に出ますよ〜!
とか言いたくなる(←脱線話w)
べっぴんさんでも
ロッキード事件のような問題が
起こるのでしょうか?
そうなるとエイスもカドショーの問題に
巻き込まれてしまいますよね。
まぁ、VANの倒産が丸紅のせいとは
言い切れませんが、負債総額が
500億円に膨れ上がったVANは
当時のアパレル企業の中では
最大の倒産と言われる道を辿るのです。
べっぴんさんのエイスも、このような形で
倒産してしまうのかと思われます。
そしてそこを潔が助け・・・
という展開になるのかなぁと勝手に予測。
事実、潔のモデルの尾上清も
石津謙介を助けているようですし。
まぁ、最近の栄輔さんは
再登場当初より目が優しくなっていますし、
「やっぱり潔さんには敵わんわ」
って顔をしてますよねw
いろいろあったけど、最後はモチロン
ハッピーエンドになるのかと思いますw
(バットエンドの朝ドラなんて許せないw)
カドショーがどんな形で
エイスやキアリスに絡んでくるのか、
ドラマでも注目して見ていきましょう♪