こんにちは!はづきちです!先日シルクドゥソレイユの日本公演最新作「TOTEM(トーテム)」福岡公演を観にいってきました!なんと、前から5列目というめちゃくちゃ良い席!そして全てが鳥肌モノ!!!!!この人たち、本当に人間?あなたたちに「失敗」という二文字はないの?というくらいアクロバティックで迫力のあるステージにめちゃくちゃ感動。「なんかサーカスっぽいやつ」という認識で観にいったのでw爆笑の渦に包まれる演出なんて想像してなくて楽しすぎました♪次は仙台公演のようです。また観に行きたいなぁー。
さて、引き続き朝ドラ「ひよっこ」の話題。
「べっぴんさん」は実在の人物を
元に描かれた作品でしたが、
「ひよっこ」はどのような時代を
生き抜くヒロインなのでしょうか。
朝ドラで気になるのは
ヒロインのモデルですよね。
そして私は原作本があれば
読む派の人間ですw
NHKドラマガイドも買って読みますし、
ノベライズ本も読んじゃいます。
というわけで「べっぴんさん」に
続いて「ひよっこ」も最終回まで
追いかけていきますよー!
それから、タイトルに込められた
意味も気になるところですね。
「ひよっこ」ってそのまま・・・
と思っていたら、どうやらこれは
フランスのことわざのようですよ。
今回は「ひよっこ」をより楽しむために
知っておきたい前情報をお届けします♪
ひよっこのあらすじ
東京オリンピックを目前にした
1964(昭和39)年秋頃。
主人公の谷田部みね子(17歳)は
茨城県の北西部にある
山あいの村・奥茨城村に
家族6人で暮らしていました。
父親は不作の年に作った
借金の返済のため、
東京に出稼ぎに行っています。
世間は東京オリンピックで
賑わっていますが、東京から離れた
田舎暮らしのみね子にとっては
実感のわかない遠い世界の話。
高校を卒業したら農家の仕事を
手伝って家族を楽にさせてあげたい
と考えていました。
そんな中、お正月に帰ってくるはずの
父親が帰ってこないことで生活は一変します。
父親の分も働いて仕送りするため、
みね子は東京へ行くことを決意しました。
幼馴染2人と一緒に
集団就職で上京したみね子は、
墨田区の工場で働き始めることに。
しかし、待っていたのは辛い現実。
低賃金に長時間労働、
オリンピックの恩恵を受けている
とは思えないことばかりです。
それでもみね子は
東北各地から上京してきた
寮の仲間たちや舎監さんを
心の支えに頑張ります。
様々な出会いと別れを経験しながら
試練を乗り越え、みね子は東京に
しっかりと根を張っていくのです・・・
ヒロインにモデルはいる?
なるほど、東京オリンピックの頃の
物語だったんですね。
調べながら、今知った私w
それでも主人公は茨城の田舎暮らしで
東京オリンピックとは関係のない
ところで生きていくようです。
脚本を担当された岡田惠和さんも
「オリンピックは全く出てこない」
と断言されています。
「その時代、東京はその頃から一極集中してきて人口が一千万人超えていきますが、茨城の人はその発展の様子をテレビで見ていただけなんですよね。実は当時は、いまの地域格差みたいなものが決定的になっていった時代でもあるんですよ。東京オリンピックのための土地開発で、東京への出稼ぎや集団就職が増えていくなかで、ヒロインの父親も出稼ぎに行って建築現場で働きます。それによって光輝くばかりの時代じゃなかったことが描けます。」
※Yahooニュースより引用
東京はオリンピック開催で
賑わっていたけれど、
日本中がそうだったわけじゃない
ということを描いていくようです。
さて、ヒロインのモデルですが、
これは完全に岡田惠和さんの
オリジナル作品。
というわけで今作モデルとなる
人物はいないことになります。
自伝とかが好きな私としては
正直実在モデルを元に描かれた
朝ドラの方が好みではあるんですが、
それは次回の「わろてんか」で。
今回は岡田惠和さんが
生み出したヒロイン・みね子が
逆境にどう立ち向かっていくのか
楽しみに見ていきたいと思います♪
岡田惠和さんについては
こちらの記事をご覧ください。
タイトルに込められた意味とは?
あらすじを見て思ったのですが、
タイトルの「ひよっこ」というのは
そのままの意味なのか気になりました。
ひよっこ・みね子が成長していく感じ?
そう思いながらこのタイトルの
意味について調べてみると、
きちんと由来があったんです。
ドラマの企画意図は
フランスのことわざだそう。
「卵を割らなければ、オムレツは作れない」
(On ne fait pas d’omelette sans casser des œufs.)
フランス語とかわからんww
直訳すると、「人々は卵を割ることなくして
オムレツを作ることはしない」となるそうです。
このドラマには、
「新しいことを始めるには勇気がいる」
「やってみなきゃ分からない」
という意味が込められているようですね。
ある方のブログでは
卵とオムレツの関係を考えて
「自分の殻を破らなければ
変化することはできない」
という解釈をされていました。
確かに!!
それから、公式HPに「金の卵」
という言葉がありました。
これは1964年の流行語で、
地方からの若年労働者のことを指すようです。
高度経済成長期の人手不足の時代、
地方の中卒・高卒の新卒の若者は
「金の卵」と呼ばれていたそう。
もちろん、みね子も金の卵。
この「金の卵」から孵った
ひよこ=「ひよっこ」の意味も
かけられているのかもしれませんね。
「ひよっこ」というドラマの
タイトルに込められた意味を
知るだけでも楽しめそうです♪
原作本はある?
みね子の実在モデルはいませんが、
朝ドラはノベライズ化されるので
本でも楽しむことができます。
それから、ドラマをより楽しめるように
制作の裏話なんかをまとめた
「NHKドラマガイド」も出してくれるんです。
どちらも2冊に分かれているので、
今回も4冊チェックするつもりです。
ひとまず、ドラマガイド
パート1の発売日は3月25日。
ノベライズ本上巻の
発売日は3月29日です。
朝ドラを深く知りたいという方にはオススメです♪
先の展開を知りたくないという方は、
ドラマが終わったあとに
読んでみると良いですよ。